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ChatGPT利用実態:NRIデジタルは世の中の平均をはるかに超えていた(2023年6月調べ)

2023年4月に新バージョン「GPT-4」が発表されて話題となった、生成AI「ChatGPT」。野村総合研究所(NRI)が関東に住む15~69歳を対象に実施したネットアンケート調査によると、6月時点での認知率は68.8%、利用率は15.4%で、4月の同調査から増加傾向にあります。業種別利用率は情報通信が32.8%と最も高く、「プログラミング」や「Excelなどの関数を調べる」際にChatGPTを利用すると考える人が多いことがわかりました。

7割がLLM利用経験あり。サービス開発への活用意向も

一方、新技術を常にウォッチ、キャッチアップすることが大好きな面々がそろうNRIデジタルの利用動向は、どの程度なのでしょうか?全社員を対象に6月にアンケートを実施しました。

その結果、ChatGPTのようなLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を「業務に使っている」26%、「個人的に使っている」44%と、回答者のうち7割が何らかの形で利用していることが分かりました。また、今後、生成AIにどう関わりたいかという質問(複数回答)に対しては、「既存LLM(ChatGPTなど)を活用したサービスの開発」を選んだ割合が43%で最も多いという結果になりました。

生成AIについて語る会を開催

このアンケート結果も踏まえながら、同じ6月に、NRIデジタル増谷洋会長と社員62名(希望者)が「生成AI」についてディスカッションする場が設けられました。「ChatGPTのインパクト」「会社としての活用方針」「どのような場面で使っているか」「ビジネス展開の方向性」など、さまざまな角度から議論が交わされました。

増谷会長と社員が語り合う、通称「増コミ会」のテーマに、生成AIが取り上げられた
zoomと会議室でのハイブリッド開催も、若手社員を中心にリアル参加者が多数

今後も継続的に議論し、具体的な企画案がまとまったら、経営層に提案していきます。生成AIを活用したソリューションをスピーディーに開発する環境が整い、新たなイノベーション創発が期待されます。


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