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テクノロジー探索

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最先端の技術を常にキャッチアップする取り組みとその成果
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#LLM

生成AI技術探索⑤:マルチモーダルLLMでエディタに画像フィードバックによるコード生成機能をつけてみた

はじめにNRIデジタル DXエンジニアリング2の林健太郎です! 今回は、「イノベ活動」という、新しい技術・知見を獲得し、新たなビジネス創出につなげることを目的とした社内活動での取り組みを紹介します。 「イノベ活動」についての詳しい説明はこちら! 今回取り組んだテーマ2022年の冬にChatGPTが公開されて以降、そのコーディングとの相性の良さから、生成AIはすでに多くのソフトウェア開発の現場で活用されています。 2023年10月頃にChatGPTに画像入力機能が実装され

生成AI技術探索④:LLMの日本語精度評価

はじめにNRIデジタルのCoE(Center of Exellence:組織横断の研究拠点)活動では、事業領域で今後必要とされそうな先端技術の知見を組織に蓄積・浸透させることを目的に、日々、新技術探索や発信を行っています。最近のテーマの1つが、生成AIです。本活動の中で行った、LLMの日本語精度評価について紹介します。 (執筆:NRIデジタル 工藤) LLMとはLLMとは、大規模なデータセットを用いた機械学習によって精度を高めた自然言語処理モデルのことです。2022年12

生成AI技術探索②:LLMを活用したAIアバターアプリの可能性

はじめにNRIデジタルのCoE(Center of Exellence:組織横断の研究拠点)活動では、事業領域で今後必要とされそうな先端技術の知見を組織に蓄積・浸透させることを目的に、日々新技術探索や発信を行っています。 本記事では、生成AIを活用し開発したデモアプリケーションの概要をご紹介します。生成AIのビジネス活用へのイメージを膨らませる一助になれば幸いです。 (執筆:NRIデジタル 柴) 背景現状のテキストがインターフェースとなるアプリケーション(公式ChatGP

NRIデジタルのCoE活動(Center of Exellence)の2023年度重点テーマは「生成AI」。若手社員たちが、LLM、AIアバターなどの先端技術探索を行っています。その成果を来週から順次公開予定です!

ChatGPT利用実態:NRIデジタルは世の中の平均をはるかに超えていた(2023年6月調べ)

2023年4月に新バージョン「GPT-4」が発表されて話題となった、生成AI「ChatGPT」。野村総合研究所(NRI)が関東に住む15~69歳を対象に実施したネットアンケート調査によると、6月時点での認知率は68.8%、利用率は15.4%で、4月の同調査から増加傾向にあります。業種別利用率は情報通信が32.8%と最も高く、「プログラミング」や「Excelなどの関数を調べる」際にChatGPTを利用すると考える人が多いことがわかりました。 7割がLLM利用経験あり。サービス