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【経験者座談会】インターンシップを経てNRIデジタルに入社したらこうなった【後編】

はじめに

過去に実施されたNRIデジタルのインターンシップ(以下、インターンと表記)である「DXエキスパートコース」について、インターン経験者(現・NRIデジタル社員)と、指導にあたったインストラクターたちが一堂に会し、座談会を開催しました。前編ではインターンの内容にフォーカスを当てた座談会の内容をお届けしました。後編では入社後の研修制度や思い描くキャリア像にフォーカスを当てていきます。

※座談会は2024年6月実施。参加者は、加藤・内山(インストラクター)、谷川・山本(インターン経験者)。

1. 充実した新入社員研修:長期的な成長をサポート

内山:この春実際に野村総合研究所(NRI)グループに入社した際の研修プログラムについて聞かせてください。

山本:新入社員研修はとても充実していました。最初の1ヶ月は全社研修がありました。ビジネスマナーから会社の基本情報、役員による講話、ビジネススキルなど、多岐にわたる内容でした。

谷川:印象に残っているのは、NRIグループが掲げている「価値共創」をテーマとした社内コンペティションへの参加です。NRIグループのミッション・ビジョン・バリューを自由に表現するという課題でした。

山本:このコンペでは、私のグループでは、「7年後の活躍している姿」をテーマに劇を創りました。7年後にNRIデジタルでAI開発に没頭する社員、NRIセキュアテクノロジーズでセキュリティのスペシャリストになっている社員などが同期会をきっかけに再集合して、各自の強みを活かして新しいプロジェクトを立ち上げ成功に導く、というストーリーを劇で表現しました。

谷川:私のグループではミュージカル経験者が2名いたことを活かして、「AIとの共創」がテーマのミュージカルをやりました。AIに頼り切りになり、ハルシネーション(AIが事実に基づかない情報を生成する現象)などによりプロジェクトが傾くものの、人間が主体となりAIを場面に応じて有効活用することでプロジェクトを成功に導く、というストーリーをミュージカルに乗せてまとめました。

加藤:素晴らしいですね。私も生で見たかったです。そういった創造的な課題を通じて、チームワークや創造性、プレゼンテーション能力なども磨けたのではないでしょうか。

山本:はい、本当にそう感じます。この研修はパワーポイントでの発表が禁止だったため、パワーポイントに依存しない総合的なプレゼン力を磨く良い機会になりました。

2. キャリアパスの多様性:ジェネラリストからスペシャリストまで

内山:サマーインターンを経てこの春に入社したところですが、今後はどのようなキャリアを歩んでいきたいですか。

山本:私個人としては、ビジネスと開発の両方をしっかりと行える「二刀流」のような存在になりたいと考えています。ジェネラリスト的な立場を目指していますね。

谷川:私は逆に、開発に特化したスペシャリストになりたいと考えています。NRIやNRIデジタルではそういったキャリアパスも可能なのでしょうか。

加藤:はい、ジェネラリストとしてのキャリアパス、スペシャリストとしてのキャリアパスの両方があります。私の周りではジェネラリストを目指す人が割合としては多いですね。

内山:NRIグループには「NRI認定資格制度」という社内資格制度もあります。NRI認定資格には「データサイエンス」や「プロジェクトマネージャー」など専門分野ごとに分類されています。社内で突出した専門知識・プロジェクト実績を有し、社外への影響力を持つトップクラスの人材は、本部長推薦・審査を経て、NRI認定資格を得ることが出来ます。

山本:そうなんですか。そういった目標があると、モチベーションも上がりそうですね。

3. 技術とビジネスの融合:未来のIT業界リーダーへの道

内山:最後に、NRIデジタルのインターンを通じて学んだことを今後のキャリアでどのように活かしていきたいか、教えてください。

山本:このインターンを通してもちろん技術力は大切ですが、それだけでは不十分だと強く感じました。ビジネスモデルを考える際に、技術的な実現可能性と市場ニーズの両方を考慮する必要があると学びました。

谷川:私も同感です。学生時代は技術面に高い興味がありましたが、それと同時にビジネス視点の重要性を身に沁みて感じることが出来ました。学生時代からこの経験を出来るのは今後のキャリアプランを立てる上で大きなアドバンテージになると思います。

山本:新入社員研修が終わるといよいよ本配属になりますが、自分はこれが強みと言える専門領域を作ると共に、それをビジネスとして成立させ、持続的に社会に還元出来る仕組みを作れる人材を目指していこうと思います。

加藤:そうですね。NRIデジタルではお二人のように優秀な若手社員がロールモデルとして目指したいと思える先輩社員が多く在籍しています。是非自分の身の回りでロールモデルとなる人を見つけて、沢山のことを学んでくださいね。今日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

おわりに

いかがでしたでしょうか。前・後編にわたってNRIデジタルのインターンや入社後の研修について、新入社員の生の声をお届けしました。少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。