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パーパス/バリューの社内認知率が1年でほぼ100%、実践率も60%に。その秘策とは?

近年、パ―パスを策定する企業が増えていますが、策定したパ―パスを浸透させることが課題となっているようです。NRIデジタルでは、社員が「自分ごと」として自社のパ―パス/バリューを認知・共感・実践していく比率を上げていくために、2023年度からボトムアップで様々な取り組みをしています。

▼NRIデジタルのパ―パス/バリュー(策定~浸透活動)

こうしたパーパス共鳴(浸透)活動が功を奏し、今年5月に実施した全社アンケートでは、以下のような結果となりました。策定プロセスから全社員を巻き込んでいたため、もともと認知度・共感度は高めでしたが、実践度を含め1年でさらに数字がアップしました。

パ―パス認知度(2023年6月93%→2024年5月98%
パ―パス共感度(2023年6月87%→2024年5月96%
パ―パス実践度(2023年6月48%→2024年5月60%
バリュー認知度(2023年6月88%→2024年5月100%

パ―パス「まだ見ぬ世界を切り拓こう。」はともかく、バリューは5つあるのでなかなか覚えられない・・・という声が昨年挙がっていたにも関わらず、認知度100%に。5つすべて覚えている人の割合も、昨年の6%から44%までアップ。これは、全社員参加の「パ―パス共鳴セッション」でバリューを題材に対話を継続したことに加え、今年5月初旬に全社員に配布された「浸透グッズ」が認知を後押ししたものと思われます。

そんなパ―パス/バリュー浸透グッズとは・・・?企画・制作に携わった鈴川さんに、以下で詳しく紹介してもらいます!



グッズをつくることになった背景・想い

DXエンジニアリング1の鈴川桜です。今回、私を含む社内の有志が集まり、さらなるパ―パス/バリュー浸透のためのグッズを企画・制作しました!(実はグッズ制作は今回が2回目。第一弾は社員証をさげるネックストラップとステッカーを作っています)

第二弾のコンセプトは「コミュニケーションのきっかけを、パーパスグッズから」。制作したのは「パーパスタンブラー」と「5バリュー付箋」です。
みんなでタンブラーをもってお茶をしながら、付箋を使って社内外の人たちとディスカッションする…そんなシーンを想定しました。

完成したグッズとみんなの反応

今回制作したグッズはこちらです♪

「パーパスタンブラー」は、350mLと480mLの2サイズ、計6タイプ展開。
側面には、英語版パーパス「Pioneering a world unknown」の文字と、パ―パスロゴのシルエットを入れています。文字の色味にもこだわり、それぞれのタンブラーの地の色になじむよう補色を微調整しました。マイタンブラーは紙コップの利用率を下げ、サステナブルな社会にも貢献できますね。

「5バリュー付箋」は、5つのバリューのイメージカラーに合わせた5色展開で、裏表紙に各バリューが記されています。お気に入りのバリューの付箋を使うのも良いですね◎

デザインを担当した私の部署の先輩、天野幹子さんによると、「"まだ見ぬ世界への入り口" をイメージした表紙デザインを意識」したそうです。天野さんは、日頃からUIデザイン/ロゴデザインなどのお仕事で活躍しています。そのデザイン力を今回のグッズでも活かし、「まとまりのあるカラーに調整しました。見た目にも楽しい付箋になったと思うので、ぜひディスカッションなどで利用してほしいです!」と想いを語ってくれました。

そして、社内での告知ビジュアルがこちらです。気軽な雰囲気で注目してもらえるようにしようということで、バンドやアイドルのライブグッズ一覧テイストのビジュアルで告知しました!「かわいい!」「はやくグッズ使いたい!」と反響があって嬉しかったです。

完成したグッズは、各オフィスに配布場所を設置すると同時に、社内カフェで配布・お茶会イベントも行いました。カフェで用意したドリンクを楽しそうにつぎ合っている様子をみて、コミュニケーションが生まれているな~と感じました。

おわりに

今回のグッズ制作への参加を通じて、NRIデジタルの5バリューをあらためて実感しました。色々な部署の人と、それぞれの強みを活かした「異能の掛け合わせ」で、「圧倒的なスピード感」をもって素敵なグッズが完成。「リスクを超えて挑戦」することを後押しするというNRIデジタルの風土も身をもって体験できました。共に働く仲間への感謝の気持ちを忘れずに、これからも色々と挑戦していきたいです。
(執筆:NRIデジタル DXエンジニアリング1 鈴川桜)